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2011/8/21 公開

湘南江ノ島

〜神奈川県藤沢市・鎌倉市 湘南海岸〜

稚児ヶ淵の日没

稚児ヶ淵の日没 稚児ヶ淵の日没

さて、ラストは稚児ヶ淵の日没です。
しばらく階段に座ってのんびり休みつつ時が過ぎるのを待ちます。

稚児ヶ淵の日没 稚児ヶ淵の日没 稚児ヶ淵の日没

稚児ヶ淵の日没 稚児ヶ淵の日没 稚児ヶ淵の日没

稚児ヶ淵の日没 稚児ヶ淵の日没 稚児ヶ淵の日没

残念ながら富士山は見えず。
ここでは岩場の水溜りに夕陽の反射などを考えつつ撮ってみました。
もうちょっと何か工夫できればなーとは思うのですが。

行きはよいよい帰りはキツイ
たっぷりサンセットを楽しんだ後は地獄の階段登りが待っています…。
ちょっと運動不足ですな(^^;)
なお、島の東側のヨットハーバー奥にも同じような岩棚があります。
確認してないのでそちらからも夕陽や富士山が見れるのかどうかは判りませんが、
もし見えるならここに苦労して来なくてもそちらがお手軽かもしれません。

江ノ島弁天橋からのサンセット 江ノ島弁天橋からのサンセット

こちらは江ノ島弁天橋からのサンセット。
見えているのは片瀬漁港の堤防と灯台です。
トランペットの金曜ロードショーのテーマが聞こえてきそうです。
色々と苦労した割にはここから撮ったものが一番きれいだったかもしれないというオチ(えー)
ちなみに金曜ロードショーのテーマは「Friday Night Fantasy」という曲です。
作曲者はPierre Porte(ピエール・ポルト)

江ノ島のお祭り 江ノ島のお祭り 江ノ島のお祭り

江ノ島のお祭り。
ここは大鳥居の前の参道です。
みんなで寄り添って押し合うような、押し競饅頭のような変わったものでした。

さらばぢゃ! さらばぢゃ!

さらば江ノ島また来る日まで。

浜にハマーが! 浜にハマーが!

レンタル水上バイクの撤収風景。


浜にハマーが!

 

…ゴメンナサイ何でもないです…

湘南の夜 湘南の夜 湘南の夜

湘南の夜。
空がいい感じに。
※これらの建物は現在ありません

 

うーん、疲れてるんだけどものすごく心地いいです。

 

 さようなら〜

湘南いいとこ一度はおいで。
お疲れ様でした〜


羊装備


FUJIFILM FinePix S8000fd

仕様 こちら

有効画素数800万画素
 フジノン光学式18倍ズームレンズ
f=4.7mm〜84.2mm (35mmフィルム換算:27mm〜486mm相当)
連写:秒間6.8コマ/15枚
バッテリー:単三型電池4本

買ったのはもう4年くらい前の話ですが、当時はハイエンドコンパクトデジカメですか、
そういう部類の一眼レフとコンデジの中間に位置するらしいカメラでした。
とりあえず一般の人が使うとすると無用な機能が多すぎ、
かといって本格的にデジカメをやるにはどうもちょっと足りない
そんな位置なカメラです。
普通の人に超高速連写や18倍ズームなんていらないというわけで、
当時のコンデジで最高性能機であったにもかかわらずメモリとか込みで5万円で買えてしまいました。
私のような基地祭に出かけたりする人間にはぴったりだったんです。

☆使ってみて☆
高速連写

秒間6.8枚の高速連写は総火演などで発砲炎撮るのには重宝しました。
タイミングさえ合ってれば発砲炎もそれなりの確率でなんとか撮れるからです。
ただしタイミングが合ってなかったり判らなかったりすると、
転送速度があまり速くないので転送中に発砲、なんて事が多かったです。
フル転送で10秒以上ロスします。 転送キャンセル不可。
連写可能時間はわずか2秒です。
この他、さらに超高速連写もあるんですが、画素が2Mまで落ちてしまうのでまず使わないですね。
高速連写は4Mです。 ズームで100m以上を狙うとかなり画質が悪くなります。
後は一瞬で連写に切り替えるショートカットがあればいいんですが。
連写に切り替えたい時にわざわざメニュー呼び出して切り替えってのはちょっと。
撮った画像をチェックすると連写解除されてしまうのも。
シャッター半押しで撮影開始、切った前後の指定部分だけを記録できるパトス連写機能欲しいですねえ。


ズーム/画質

光学18倍! こりゃスゴイ。
とりあえず重宝しましたが、ただこれだけズームすると当然ながら光量が不足して
かなりノイズが出てきてしまいます。
ここら辺はやはり一眼レフの真似事であって同等とはいかないですね。
レンズ径が普通のコンデジよりははるかに大きくても、一眼にはかなわないのです。
その差がノイズや画質の甘さとなって出ます。
それでも18倍はありがたいんですけどね。
なんせ、最大ズームと画素数を上げれば、

これが            ・・・・           ここまで
  
×1 (1024x768)                   ×18 (1280x960/トリミング)

ズーーーーーーーーーーーームできるわけですから。
(※右は元のサイズ[2304x1728]では大きすぎるので1280にトリミングしてあります/画質4M)
快晴の日中だったらもう少しノイズも少なく明るかったでしょう。(夕方/曇り)
当たり前ですがこれは遠距離も要する撮影ならではの贅沢な問題です。
一般の人が使うには無駄に高級な機能です。
なんせこのランドマークタワーは30kmもの彼方にあるんですから。
5万のカメラにこんな超高倍率ズームが付いてる事がおかしいのであって、
このズームで画質云々は馬鹿げた文句というわけです。
そういえば10mくらい先の物を18倍ズームしたらどうなるんだろう?
たぶんそんな距離なら暗くなければそんなノイズも出ないのではないかと思いますが、
三脚使わないととんでもなくブレるかもしれません。
近距離だとAFが作動しませんでした。

デジタルズームも付いていますが、これにはあまり価値はありません。
光学と違ってデジタル的に内部処理で無理やり拡大してるだけだからです。
PCで画像系のソフト持ってる人なら理解しやすいと思いますが、
そういうツールで拡大処理してるのとやってる事は同じです。
当然のことながら画質はやればやるほど悪くなってしまい、
実質的にデジタル2倍にすると画素数は1/4になってしまいます。
きれいに拡大処理できるソフト持っているなら後で自由に拡大するなりトリミングするなりできますから、
そういう人だとデジタルズームを使う理由はまったくなくなります。

じゃあ何の為の機能なのかというと、これは拡大処理できない人向けなのです。
一般の人だとそういうツールを持っていませんから、
その場合は画質が劣化するのと引き換えにズームをかけるわけです。
また、光学ズームレンズを持っていないか、×3くらいの低倍率のデジカメなどでは
無理やりであろうとデジタルズームによる拡大補佐機能がついていたほうがいい場合もあります。
携帯電話についているカメラのズームもほぼデジタルズームです。

このカメラでは、光学18倍を超えるとそこからデジタルズームが上乗せされます。
光学18倍でも足りないような場合に追加使用する事になっていて、
初期設定ではONになっています。
私の場合はうっかり超えてしまうと困るので設定切ってますけども。
しかし光学18倍ものズーム持ってるカメラにデジタルズームまで付ける理由って何だろう?
前述の通り、無倍率か低倍率のカメラでやむを得ず使用するのに使う機能で、
こんな光学18倍もの高倍率カメラに載せる意味というものはほとんどないです。
デジタル最大約5.7倍(光学18倍と併用して最大約102.6倍相当)
102.6倍ズームでいったい何を撮れと?
今度試しに超遠距離でも撮ってみようかな。
やらなくても画像ツールで6倍して切り抜けばほぼ同じ結果になるはずですけど。

マクロ(接写)はマクロとスーパーマクロの2モード搭載。
スーパーマクロで最高1cmまで接写できます。
対象物にそこまでレンズを接近させて撮る事ができるというわけです。
花とか小さい物を撮ったりする人向けですね。
対象物が車輌や艦船だったり景色だったりする私には今のところあまり用途がありません。
装備品に付いている「○×重工製」なんていう小さいプレートなんかを撮る場合に使うくらいですね。
でも最高1cm接写ってたぶん最高クラスじゃないかな。
一般的には10cmくらいが普通だったのではないかと。
ただ、この機能を使う場合はレンズの対象物への接触に十分注意して下さい。
クリスマスケーキのロウソクの火なんかは接写しちゃダメです。

!故障!
1回だけ起動時のレンズ展開途中でズームが機械的に停止、
使えなくなってしまうという故障がありました

何度やっても所定の位置までレンズが出ずに強制終了してしまって焦りましたが
起動で伸び始めた時に無理やり引っ張ったら起動に成功。
以後、この故障はこの時のみで今のところ問題ありません。
しかしネットで調べてみると同じ故障が指摘されており、
フジはズーム機能に欠陥があるのではないかと言われていました。

AF(オートフォーカス)は普通かな。
それなりの速度ですが高速のブルーインパルスなんかを追うとズームしてたらAFは間に合いません。
しかしこれも特殊な使用例ですからこれ以上の速度や精度を求めるのは酷でしょう。
夜間撮影だと場合によってはAFが迷って焦点が合わなかったりする場合もあります。
そんな場合に備えて一応MF(マニュアルフォーカス)もついています。
ズームスレバーで調整するので精度が要求されるような撮影はちょっと厳しいかも。

最高画質は8M、3264×2448、jpeg (ファイルサイズは3MB〜4MBぐらい)
保存形式がjpegだけなのは残念なところ。
まあこれをbmpとかで保存するとファイルサイズ20MB超えるんですが、
それでもpngあたりは欲しかったですね。
もっともレンズの関係でここまでくると画質はあんまり変わらないのかもしれません。
正直言ってしまうと最高画質で撮ってもノイズが減ったような気はあんまりしないので。
単純に撮影段階ですでに乗ってるノイズに加えて、更にjepg圧縮ノイズが乗らないというだけでしょう。

jpegはデジカメでは一般的に使われる画像保存形式で、非可逆圧縮に分類されるものです。
圧縮率が高いので写真のファイルサイズを小さくできる大きな利点がありますが、
その一方で圧縮率を上げれば上げるほどノイズなどが発生して画質が大幅に劣化してしまう弱点があります。
jpegの圧縮画質はファインだの何だのといくつか設定がありますが、細かい指定はできません。
搭載しているSDカードなどのメモリに容量不安がない限り、通常の撮影では4M、
ここぞという撮影では最大の8Mファインでの保存をお勧めします。
大容量メモリカードを持っているなら全て最高画質で撮ってもいいですが、
撮る枚数が多い場合は後で確認とかが大変になっちゃうかも。
だって8GBのメモリを使い切ったとすると、帰ってPCに取り込むのに8GBって事なわけで。

バッテリー
単三電池4本駆動! これはありがたい。
専用バッテリーだと万が一の不足が怖いんですが、単三ならコンビニでも補給できます。
とはいえ一般用のアルカリなんかではダメですが。
大容量機器用のパナのエボルタを使用すると4時間は余裕で駆動します。
普通の基地祭くらいなら4本で間に合ってしまう事も。 これに予備4本持ってれば1日戦えます。
夜まで戦うなら余裕を見て12本かな。
残容量警告が出てもそこからまだしばらく使えたりするのであなどれません。
とはいえケチって可能な限り引っ張ろうとか考えると肝心なところでパワーダウンして
悲鳴を上げる事になるので交換は余裕を持って行うべきです。

以前は充電池を使ってたんですが、やっぱり充電が面倒だったり
急に必要な時に放電してたりで電池に戻ってしまいました。
昔はオキシライド最強とばかりに使ってたんですが、パワーありすぎたのか発熱も凄かったです。
エボルタは安心して使えます。
ただ、エボルタは一般の単三の中ではやや径が太いのか、
タイトな機器には入らないかきつかったりしますのでやや注意。

ところでオキシライドはハイパワー電池で大容量を要するデジカメやモーター製品など専用で
一般の家電機器に使ってはいけませんとの事でしたがエボルタはどうなんでしょうね?
まあ一般のアルカリ電池で駆動する電気製品にわざわざ高いエボルタを使うのは馬鹿げていますが。

長時間露光
最大4秒。 何でたった4秒?
意味が解りません。
とりあえず数m程度であれば暗くてもかなり明るく写してはくれるんですが、
それでなくてもノイズ多いのに露光時間4秒では…。

動画
320だけでなく640でも撮れるのでこれはなかなかいいです。
ただし、一度撮り始めるとズームは固定され変更ができなくなります。
なぜ?
昔使ってたコンデジでも動画録画中のズーム変更くらいできたのに。
これはちょっと困りましたね。 基地祭では航空機や車輌はかなり移動しますから。
こういうのはソフトのアップデートで対応できないのかな。
その代わり、電池かメモリが切れるまで延々撮影し続けられます。
録音はモノラルですが十分かと。 外部入力は無いのでマイクとかはつけられません。
なお、640で撮る場合はメモリも高速のものでないと転送が追いつかない可能性があります。

軽快さ
これは文句なし!
軽くて長時間行動してても疲れないのは最高です。
普通のコンデジの数倍の大きさですが、形状がいいので長時間構えてても疲労は少ないです。
昔使ってたコンデジは手のひらサイズでしたが、小さすぎて使いにくかったですから。
さすがに大きいのでポケットには入りませんが、首から下げてても問題ないです。
ただ首から下げるとモニタの表面が傷つく恐れがあります。
シールカバーを貼っておくのが無難です。
起動時間は3秒ほど。 まあこれはこんなところでしょう。

総合評価
まあこんなもんじゃないですかね。
実売5万のコンデジにこれだけ文句つけてもしょうがないというか。
値段を考えれば上等すぎるくらいかと思います。
本来こういう用途で使うなら一眼にすべきなんです。
そこを予算の都合で選んでるのでこれだけ使えればいいのです。
上では書いてませんが、モニタにグリッド表示ができます。
これは水平などを取るのに極めて有効です。
これの利点に気づいたのは去年ですが(笑)
現在メモリカードはSundiskの高速SDカード8GBを使ってます。
高速16GBを買ったはずだったんですが、使う前に無くしちゃった…とほほ。
まあ8GBもあれば連戦しなければ十分なんですけども。
後、画質の甘さについてですが、風景や物の撮影などでは可能な限りシャープな方がいいですが、
人物などを撮るには逆に甘いコンデジなどの方がいい事もあるそうです。
肌のシミや荒れまで鮮明に写す必要はないからだそうで。
余計な情報はボカしておけ、というわけです。 言われてみれば、なるほど。

コンデジの利点として、基地祭などで動き回るときは超軽快に動けて本当にありがたいです。
狭い艦船の中を移動しつつ撮影したりする時とかは特に。
多少暗かろうがフラッシュを必要としないだけの性能も持ってますし。
今回のような移動撮影旅行などではこの身軽さはこの上ない利点です。
今回の所持品はカメラと着替えやタオルなどを入れた中型のバッグ、背中に三脚だけの軽装です。
一眼機材レンズ一式かついで持っていたらこんな移動型撮影行動はまず無理です。
ただそれでもちょっとノイズ多くない?という気はするんですけども。
再度言いますが一般人が使うとすると無駄すぎる機能を持った高級機です。
私が特殊な使い方しているのであって、一般的には今でも上等なカメラでしょう。

− − − −

PENTAX OPTIO320

昔使ってたPentax Optio320 (写真は230)

光学3倍ズーム、300万画素、単三電池2本駆動、動画30秒(無音)

すでにメーカーの生産終了品カタログにすら載ってない大昔のコンデジ。
これは長らく良き相棒で、散々酷使したにもかかわらず1回も故障する事無く頑張ってくれました。

初めて行った2002年の霞ヶ浦駐屯地49周年祭では「写るんです」で撮ったんですが、100枚以上撮ったら
カメラ代と現像代、CD-ROM焼き代であっさり1万超えました
こんなの毎回行くたびやってたらデジカメ買えちゃうじゃない!
というので同年に買ったのがこれ。
当時量販店で型落ちとして3万くらいだったかと思います。
新型を導入するまでこれでずっと戦い続けてきました。
S8100fdを導入したのはたぶん2008年春だったと思うので、2007年までの約5年間はこれだったんです。
三笠や観艦式の夜間撮影もこれです。
今だとノイズノイズと言ってしまいますが、当時で考えると夜景に異常に強いカメラでした。
こういう性能はメーカーで違うというのでペンタックスは夜景に強いのかもしれません。
色んなカメラで夜景テストしてみたいですね。
バッテリーはオキシライドか充電池を使ってましたが燃費は悪かったですね。
冬に夜景撮ったりしてると1時間くらいで消耗してしまったりとか。
メモリカードはコンパクトフラッシュを使用。 当時一番安いメモリカードで経済的でした。
まあ当時ですから128MBとか256MB、その後増えて512MB、最後に1GBとかだったんですが。
当時これを選んだのは、値段が手ごろである事、光学3倍ズーム、電池駆動である事だったかな。
今では退役予備って感じですが、まあバックアップでバッグの中入れておいてもいいかなとも思います。

 

それでは、次からはヨットハーバー編となります。
引き続きお楽しみ下さい。

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稚児ヶ淵の日没

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