湘南江ノ島
〜神奈川県藤沢市・鎌倉市 湘南海岸〜
江ノ島展望灯台 シーキャンドル
コッキング苑奥にそびえ立つ江ノ島灯台・展望台。
近年シーキャンドルという愛称がついたみたいです。
屋内展望台の高さは地上41.7m(海抜101.5m)の高い灯台です。
一般的なコンクリート造りの灯台とは違い、特徴的なパイプ式建築となっています。
中央に10人乗りくらいのエレベーターがあり、その周囲を螺旋階段が巻きついていて、
1Fにはカフェとグッズ店、資料館などがあり、2Fは無料の広い展望所「サンセットテラス」となっています。
螺旋階段は下りる時には使えますが登る事はできません。
直通エレベーターで一気に展望台まで上がり、屋内展望台からはさらに階段で屋上展望台へと出られます。
ここから見る晴れた日のサンセットはちょっと感動ものです。
静岡方面まで晴れていれば富士山がはっきり見えます。
富士山の真上に夕陽が沈む「ダイヤモンド富士」は4/6と9/6頃です。
まあ晴れるかどうかは運次第ですが。
ただ、検索して見た感じでは個人的にはどうもあんまり好きな構図じゃないかも?
真ん中とか真上とかは好みに合わない感じ…ずれてる方が納まりがいいような気がします。
光で山頂が見えなくなるし。
展望灯台に張り巡らされた電飾と照明。
イルミネーションはイベントにより実施されるもので期間限定です。
照明は新型のものを使用しており、使用電力は低く、太陽光発電などでまかなっているようです。
屋上展望台から北側、湘南地区を。
左は片瀬漁港、右は藤沢市鵠沼海岸から相模湾西方、茅ヶ崎市や平塚市方面です。
屋上展望台から南側を見下ろしました。
小さく見える観光客の下に断崖絶壁が広がっています。
こちら↓は2011年の年賀でも紹介したこの展望台からの4枚。
4枚ともほぼ同じ写真ですが、このように設定を色々変えてみると面白いですね。
デジカメだとたいていその日の天気などにより、晴れとか曇りとかの細かい設定ができるはずです。
それなどをまあ色々といじって変化させながら撮ってみたわけです。
晴れだから必ず「晴れ」、曇ってるから必ず「曇り」に設定しなければならないわけではありません。
設定やら構図やらズーム率やら方向角度、好き勝手に色々変えて何十枚も撮ってみましょう。
質なんかを追求できるのはプロの写真家だけです。
そうでない我々は数の暴力に訴えてみるのがいいのではないでしょうか。
数打ちゃ当たる、の心構えでひたすら乱写しまくってみましょう。
数十枚の中に1枚くらいは、あ、これいいかも?という写真が混ざっているかもしれません。
そういう意味ではメモリの許す限り何百枚でも撮れるデジカメは最高です。
あんまり調子に乗りすぎると帰ってからのチェックが大変な事になってしまいますが(^^;)
今度は展望台北側を。
遠くに何か見えるでしょうか?
ではズ〜ム。
さすがに遠すぎてはっきりとはしませんが、見えていたのは横浜のランドマークタワーでした。
江ノ島からランドマークタワーまでは約30kmくらいでしょうか?
今なら晴れていればスカイツリーも見えるのではないかと思いますがさてさて?
江ノ島灯台ライブカメラ
灯台の天辺に備え付けられたカメラからのライブ映像。
毎時0分〜10分の間、北から西、南まで180度くらいをぐるりと回転して映してくれます。
それ以外の時間帯は江ノ島入り口、海岸を映しています。
展望台から見る日没。
この日は雲が多く、残念ながらちょっと厳しいところです。
写真では判りませんが、沖合いは完全に快晴なんですが陸に近い海側でものすごい勢いで雲が発生、
かなりの速度で陸へ向かって流れています。
海で雲が発生して陸へ集中し雨がドザーという自然のサイクルが一気に見られたりします。
富士山。 やはりこれもちょっと厳しい…。
こんな距離からズームしたってまともに写るわけはないのですが、まあ色々やってみましょうという事で。
日没と富士山。 これはなんとか…?
多少雲があった方がなにやら幻想的な雰囲気にはなりますね。
ファンタジー系RPGのイメージイラストみたいな。
とはいえ、こういう遠景でのサンセット撮影となると天気が相手となりますので
そうそう良好な日没に巡り会えません。
地元ならともかく、遠方から休日にはるばるやってくるとなるとこれは相当に厳しい。
日中快晴であっても、午後から雲が多くなったりはよくある事です。
さらに失敗せずにうまく撮影、となるとなおの事難易度が跳ね上がります。
福岡の時はうまくいったと思いますが、あれは主テーマが手前の波打ち際や木々、
難破船など近景であった上に冬でした。
ところがこれは近景ではなく完全に遠景となっています。 これは難しいんですよ。
やはり大気が安定する秋から冬に狙うしかないですかねぇ。
あと、画質はコンデジである以上、ノイズの発生や画像の甘さからは逃れられません。
最高画質で撮ってもやはりノイズがどーんと泣きたくなるほど乗っちゃう。
これでもツールでかなり誤魔化したりなんかしているんですが。
こういう時はやはり一眼レフが欲しくなりますなぁ…。
本体はともかく、レンズとか言い出したらいったい何十万円かかるか判ったものではない世界ですが。
こちらは去年末に撮ったサンセット。
似たような写真ばっかりで申し訳ないですが…。
ヘリとかトンビとかちよこっと写ってるとなんかいい感じ。
やはり雲があったんですが、冬の安定した大気であったためかすっきりした夕陽を撮れました。
とりあえずこれくらいのが撮れれば満足できますが、より良いサンセットを狙いたいものです。
欲を言えばもうちょい広角が欲しいものですね。
美しく輝く夕焼けがはっきり撮れないようであれば、露出アンダーで撮ってみようか輝かせてみようかと
色々考えるものの試行錯誤が尽きません。
夕陽が右側にあるのが多いのは単純に私の好みです。
対象物を真ん中に持ってくるのは構図のバランス的に好みじゃないので、
私の写真はどれもたいていどっちかに片寄ってます。
構図というのはなにやら非常に難解なのですが、上下左右に3分割してみるのが一般的構図のようです。
一般的に「三分割法」といわれる手法ですが、その世界においては
世はなべて三分の一
という有名な格言(?)があります
その説に当てはめると夕陽撮影は「逆光は勝利」というわけです。 全然違うかもしれません(え)
ただし「ピーカン不許可」には異論があります。 個人的に快晴は最高です。
晴れ渡る青空は写真的に映えるものであり、なによりノイズが出にくいです。
コンデジだからしょーがないのですが、いい一眼レフとレンズ持ってる人はこの限りじゃないでしょう。
ちょっと違いますが最近露出アンダーとかも好きになってきたので
硬質の写真を好む「これを4号か5号で焼いてこそ味が出る」という世界もいい感じかもしれません。
←こんなイメージ?
ええ、羊はそういう世代です。 あの漫画は大好きです。
人生行き当たりばったりです。
偏ってたっていいじゃないですか〜。
お月様
江ノ島展望灯台 シーキャンドル
戦車研究室付属別館 写真資料館