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写真資料
平成21年度富士総合火力演習
2009年8月30日 東富士演習場
92式地雷原処理車
発射シークエンス。
ロケットから連続で爆薬をつけた爆導索が伸び、着地後に一斉点火して地雷原を爆破、一気に進路の開設を行います。
なお、小雨や霧などガスがかかっている状態だと、はっきりと爆轟による衝撃波が広がるのが見えたりします。
パパッと半円球の衝撃波が膨れ上がり、遅れて爆音がドドドドン!と轟く。
総火演では爆薬量を減らして爆破しています。
姿勢制御して稜線射撃を行う90式戦車。
やはり120mm砲は74式の105mmよりも迫力があります。
バンッ!!っと熱気を帯びた衝撃波が顔面をぶっ叩きます。 ウオオオ!
あまりの迫力に観客大喜び。
初めての射撃の時には、想像を超える大迫力に観客席から「!!ッッオオォォ〜!」という大きなどよめきが(笑)
そして人々は総火演の魔力に取り憑かれてしまうのです。
続けて射撃を行う90式。
90式戦車の射撃は総火演の目玉だけあって、この大迫力はたまりません。
思わず顔がニヤけてしまいます(^^;)ウヒョ〜
陣地転換中の90式。
後段演習ラスト、突入総攻撃&発煙弾一斉射!
これと同時に左からヘリ部隊10数機がフライパスしてラッパが演習の終了を告げます。
この発煙弾はIRジャマーを兼ねたもので、上空10m程度で爆発してフレアのような火球をばら撒き、
白煙によって敵と敵対戦車ミサイルなどの目から部隊を蔽い隠すと共に赤外線妨害も行います。
ただし、あまり効果が長く持続するわけではなく、素早く陣地転換を行う必要があります。
戦教第5中隊の90式と初参加の87式自走高射機関砲、戦教第3中隊の74式。
右の写真の90式は北海道第七師団第71戦車連隊第3中隊の90式。
89式はたぶん普通科教導連隊第1中隊。
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