PANZER FRONT bis      2004/3/20 大幅追記

串良中級攻略レポ  - 4th November 1945 Kushira - by羊

 

 毎度! 羊です。
パンフロでも屈指の難易度の「串良」。
まだクリアできない方も多いと思われますので、今回は比較的やりやすい(かもしれない)攻略をやってみようと思います。

 基本は待ち伏せなのは大前提です。
煙幕も大事。 煙幕を張ってその中に入れば30秒ほど自由に撃てます。 煙幕の使い方は大事ですよ。
戦局を常に把握していなければ部下を救えません。
戦術画面で常に敵と味方の状況を確認しましょう。

※ここではマップ下からの敵を右翼、マップ上方(飛行場方面)への敵を左翼と表記します。

また、時々発砲したとたんに煙幕が消えてしまうバグが発生する事があります。 要注意。

串良攻略マップ クリックすると拡大図

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まずは僚車配置から。

・宇野沢車

 目指すはポイントFです。 マップ下の森のくぼんだ所です。 彼は前半も後半もここに配置します。 ここで右翼からの敵(S)を迎撃します。
くぼんだ所の真ん中辺りに くぼんだ所の、なるべく下側の森ににくっつけて(双方の発見を遅らせるため。視界角度の関係で真ん中だと正面に来る前にパーシングに発見されてしまい、側面垂直でなくなってしまう)置いとけば、たいていうまくやってくれます。 配置の仕方によっては稀に敵に反応しないこともありますが…。 到着を確認したら、一応向きを変えておいた方が無難です。 移動指示はちょっとだと動きません。 少し遠目に設定して、動き出したら止めればいいです。
 また、あとで中部を突破した敵への攻撃に向ける事もあるので、後半に入る前に弾薬を補給しておいた方が確実ですが、通常は必要ありません。 ここの守りは彼次第です。 彼がやられてしまうと右翼からの敵は障害がなくなり村まで進出してきます。 守備兵が排除されると敗北ですので、彼がやられたら素直にリセットするのがいいかもしれません。 リセットは嫌であれば、自車で煙幕を張りつつ接近、側面撃破するより他ありません。 民家と地形と煙幕を盾に接近、生き残ってる僚車を遠方で動かしてオトリとして敵の角度を調節して側面に2式タ弾を撃ち込みます。 パーシングはターレットリング(砲塔と車体のすきま)にうまく撃ち込めれば正面でも撃破できますが、角度があるのでくっついて相撲状態になると当たらないかもしれません。 あとは正面車体機銃以外に撃破するすべはありません。
 なお、Rルートを侵攻してくるM4を佐藤が取り逃がした場合は、彼の方面にもう敵がいなくなってからへ追撃します。 ただし、ここは2輌のコンビで来ます。 1輌がRからTへの道に来たからといってのこのこ出るとまだ右にいる2輌目に撃たれてしまう可能性があります。 佐藤が撃破してるのかどうか、残骸があるかどうか、敵の状況をよく見極めましょう。 あまり慎重すぎると、今度は寺島が危険になりますが…。

・佐藤車、萬谷車

 彼と萬谷車はポイントEへ。
ここから中央の坂(ルートR)を登ってくるM4の側面を狙撃させます。 萬谷車は射撃が下手なので、かわいそうですが佐藤車の弾除けとして、彼よりも少し斜め前に置いておきます。 そんなにやられませんけど…。
 無事敵を撃破できればOK。 阻止できずに敵に突破されたらポイントKかL付近へ後退させますが、素直にリセットした方がいいかも(^^;) 宇野沢が右翼の敵を完全に撃滅していれば、中央の森の中の道を通って背後から追撃できますが、1輌でも残ってると彼がやられてしまうので注意。

 後半、再びここへ配置しますが、狙撃を完了したら萬屋は速やかにへ後退させること。 終わりごろに中央の十字路(ポイントG)をM4が登ってくるからです。  ポイントEでは中央を村へ向かう敵の側面を狙います。 地形には注意して下さい。 あまりへこんだところへ置くと攻撃できなくなりますから。 …下手だけど、たまに当たったりするので馬鹿にはできません。
 佐藤は後半ルートRの敵を仕留めた後、そのまま右へ坂を降りて地点Nへ。 ここまで来たらバックで下記の位置に置いておくとG地点を登って神社前を通り集落へ向かうM4を神社手前の坂で撃破してくれる事も。 賭けだけど勝率は悪くないので彼にやらせてみるのも手。 M4E地点右下の三叉路を左に向かって進むので佐藤に背後を見せる事となり、彼に攻撃のチャンスができるのです。


           /I
           I I
   ここ−−→X 
         /
         \  I
           I I
           \I 

 なお、Rのルートを登ってくるM4を討ちもらしてしまった場合はどうするか? これは宇野沢が彼の分担の敵を全て始末してれば応援に差し向ける事ができます。 もっともそれを確認するのは難しいですが…(残骸の数は増援の出現で消える事もあるので確実ではない)。 討ちもらしがいたりすると移動を始めた彼の側面が危険になりますので注意が必要です。
 さて、佐藤たちが敵を討ち漏らしただけで生存しているなら、神社裏の地点Lへ差し向けましょう。 宇野沢が追撃できていればいいですが、タイミングはいつも一定ではないので、そうもうまくいかないと思います。 地点Lまで来たら、森の中を通って寺島車へ向かうM4を待ちます。 M4が坂を上り始めたら速度2で前進を命じます。 まず寺島車は助かりませんが、うまくすれば仕留められるでしょう。 地点Mで待機、坂を上り始めたら前進2、の方がいいかもしれませんが、こちらはタイミングがちょっと難しいかも、です。

 もしこれで阻止できないとまずい事態になります。 宇野沢が間に合えばいいですが、前半ならともかく、後半戦だと、彼の相手が到着するのはかなり遅いです。 こうなってしまった場合は自車が駆けつけねばならなくなりますが、それについては一番下の<宇野沢がやられてしまったら>を参考にして下さい。 後半ラストの方の、ルートOを登ってくるM4を討ちもらした場合は地点Kの方がいいかもしれません。 臨機応変に対応して下さい。 状況次第であるのと、運もだいぶあるので”こうすれば良い”というのはないのです。

・溝口隊長車

<前半>

 さあて、自車です。 まず開始直後に砲弾の積み替えです。 私は大半を二式タ弾と煙幕に変えますが、ここはお好みで。 榴弾を5発程度持っておくと便利です(ポイントDで待ち伏せするときに照準に邪魔な木をフッ飛ばしておく)。
 ではスタ−ト。 速攻でポイントAへ向かいます。 コ−ナリングも大事。 到着したら十字路左でM4を待ち伏せ。 直前に煙幕を張っておくといいです。 2輌目がなかなかこなくてイラつきますが我慢ガマン。 撃破したら煙幕に交換しつつポイントBへ。 ここへ煙幕を張って中に飛び込み、目の前のT字路を通過するM4を2輌(敵R)撃破します。 ここは対岸のパ−シングからも狙撃されるので注意。 この2輌は本来佐藤達の仕事なので倒さなくてもいいですが、確実を期すためと得点狙いで叩いておくといいです。 急がないと煙幕が切れてしまいます。 落ち着いて、確実にM4の側面をぶち抜きましょう。 車体下部が土手で隠れてるので良く狙って下さい。
 撃破したら即時反転、ポイントDへ向かいます。 邪魔な木を始末して右下の坂を登ってくるM4を待ち伏せ。 なお、あまり前(森の切れ目近く)で待たないこと。 森の中央付近で待てばいいです。 不安なら森の端に煙幕を一発張っておくとこちらは発見されません。 煙幕の足元を良く見て敵を発見しましょう。 なお、この敵と佐藤達が交戦しますので、佐藤達はここの敵を撃破してから配置につけた方がいいかもしれません。

 2輌倒したら再びポイントAへ。 ここでも待ち伏せで2輌、そしてまた反転してポイントCへ。 の右上をM4が4輌登ってきます。 間隔があるので、煙幕を2発ほど使うつもりでいましょう。 待ってる間に僚車に補給を指示しておきます。 宇野沢は補給後すぐポイントCに戻してもいいですが、ポイントEは砲撃を受けるので佐藤達はしばらく補給ポイントで待機させておきましょう。
 で、この4輌を始末すれば前半終了です。 野砲支援が始まりますので補給にもどりましょう(命中率が良ければ必要ないけど念のため)。 戻る時は野砲を避けてCから左下へのルートを通って帰るといいです。 なお、この4輌は坂を登る前の道路で撃破しないこと。 後ろがつっかえて回避しようとして崖から転落してしまうからです。 落ちたら始末するのが大変なんです。

<後半>

 補給が済んだら再びポイントCへ。 なお、撃破した車輌をなるべく画面に入れないこと。 消えずに敵の出現が狂うかもしれませんので(未確認)。 待ってるとパ−シングがやってきます。 煙幕を張ってから、坂を登ってくるところを確実に側面撃破しましょう。 パ−シングは車体側面を垂直の角度で撃ちます。 正面撃破は不可能です。 ちょっと角度がついてると貫通できないので、真横に来る直前に発砲しましょう。 意外と素早く登って来るのであわてて射撃チャンスを見逃したりしないように。 地形、草やM4の残骸などでパーシングがどう動くかも計算が必要です。
このころ、佐藤は前半と同じく斜めの射撃でルートRの長砲身を始末してるハズです(たまに負けるが)。 撃破を確認したらすぐポイントNへ移動させておきましょう。 忘れぬように。
 で、パ−シングを無事撃破したらすぐ反転。 煙幕準備。 の右下の坂を登ってくるM4を待ち伏せです。 マ−カ−は歩兵が全滅していると表示されません。 いきなりの出現に注意。 なお、この時、ポイントAを通過したM4に神社の手前の坂から撃たれることがあります。 注意外の方向からの攻撃なのでこれも忘れないように。 煙幕煙幕。 もっとも佐藤地点Fにいればとりあえず気にしなくて大丈夫ですが。 ただし、向こうから撃ってくるということは、こちらからも撃てるという事です。 ここから約1400m。 距離は弾着までの時間を計算して、100m増やして撃ちましょう。
 で、目の前を通過する2輌(敵P)を始末したらまた反転。 パーシングが上がって来たルートQからまた1輌来ます。 こいつもたぶんマ−カ−表示されません。 気づかない内に飛行場方面へ突破される事があるので注意。

 最後に村へ向かったM4の始末です。 運が良ければ佐藤達友軍が始末してくれますが、多分寺島はやられてしまいます。 全車生存を目指すなら、いちかばちかで地点L僚車を配置します。 ここで寺島に気づいたM4の側面を、というわけです。 念のため宇野沢も移動を開始しましょう。 村まで到達されるとかなりきつい戦いになってしまいます。 たどり着かせない事が重要です。

では、諸君の健闘を祈る。 死んではならんぞ。

 


<串良 敵殲滅作戦>

 対岸パーシングは撃破する必要はなく、橋を渡って串良地方に侵攻して来る敵を撃退するのが「串良」シナリオですが、あの目障りなパーシング2輌も片付けてしまおうというのが今回のお題。 奴らを始末するためには前半終了後に煙幕突撃せねばなりません。 当然煙幕は40発くらいを要します。 敵を一撃必殺で仕留めていかないと弾切れが確定するので超上級向けです。

 さて、地点Cにて前半最後の敵を始末したら即座に反転、一気に地点Gの十字路まで戻り、左に折れて橋へと向かいます。 この時頭上に野砲が落下してきますが構ってる暇などありません。 十字路の邪魔な残骸を押し退けて突撃。 地点Cで攻撃する際、砲塔を6時に向けて、車体は十字路の方向へ向けておけば反転せずにすむ分数秒稼げます。 どうせ被弾すれば正面だろうが背面だろうが関係ないのだし、ここはひとつやってみましょう。 なお、萬屋も呼んで地点Dへ置いておきます。 彼は後でパーシングを横に向かせるためにこの街道を十字路へ向けて走る任務があります。
 十字路を橋へ向けたらすぐに煙幕をその先の曲がり角あたり(地点W)に発射。 その中に飛び込んでから、パーシングのいる辺りに煙幕を数発張ります。 煙幕の中からでは1000mの視界修正が効いてパーシングは見えませんので、ここはもう覚えてないといけません。 なお、三式は長砲身タイプで煙幕は意外と遠くまで飛びます。 IV号よりも飛びます。 照準できないので全てカンが頼りです。 パーシングの辺りに張ったら道路と橋にも撃ちはじめます。 そして南無三を唱えつつ突撃! 走りながらも前方へ煙幕を撃ちまくります。 この時、少し先へ落とす事。 手前に落としたところで無意味です。 胃がとてもとてもと〜て〜も〜痛くなる数瞬間の始まり・・・。 ちょっと姿が見えた直後に高速で飛来する恐怖の90mm砲弾。 ぐおぁ〜。 被弾した後、私はこんな所で何バカな事やってるんだろうととても虚しくなったりするんですよ、これが。 …でもまた復活してやるのな(笑)

KUSHIRA_M26.PNG - 59,745BYTES

危険なのが地点Yの橋の付近。 この辺で姿が1秒以上も見えたら鬼の偏差射撃の餌食になってしまいます。 全速で走ってても角度があまり無いので当たるんです。 奴ら射撃能力高くて装填速度2倍なので容赦なく撃たれます。 紙みたいに打ち抜かれて神になります(T^T) ここが突破できる確率は私の場合数%くらい(汗) 何しろ煙幕をうまく配置できるかどうかにかかってきます。 運良く地点Zにたどり着けたら、萬屋を十字路の街道にて全速で走らせてオトリとし、パーシングが側面を見せたらすかさず撃破しましょう。 敵の増援が出てくるまで時間が無いからです。
無事撃破できたらすぐに退避開始。 急いで戻りましょう。 この時、前方へ煙幕を張りつつ逃げます。 橋の手前に増援パーシングがワープアウトしてくるので、それまでが勝負です。 地点Wに近づいたからといって気を緩めないように。 とにかく煙幕を張りまくって全速で逃げましょう(と言っても、後半を戦えるくらいは残す必要がありますが)。 もし橋を渡る前に増援パーシングが出現してしまったら一気に危険になります。 煙幕戦となりますが、なにしろパーシングは側背面垂直でないと撃破できません。 真後ろへ煙幕を張って前進してるところを撃破します。 しかし、こうしてる間にも周囲に敵が側背面に出現しています。 それでも橋を渡って逃げるか、覚悟を決めてそこで煙幕戦を展開するか…。 残念ながら私はここでの残留戦闘で生き残った事がいまだないので果たしてどうなるかは判りません…。 煙幕消えることあるしΣ(゚Д゚;三 ;゚Д゚) 周りは敵だらけなのに消えやがるんです…(南無三) 四式ならなんとか戦い抜けるのかもしれませんが、難易度は激辛です。

無事脱出できたら、後は通常攻略と同じ。 

羊戦績(1回クリアのみ) 2003/3/10記録

溝口隊長車/20、佐藤車/2(被弾)、萬谷車/0(被弾)、宇野沢車/5(被弾)
佐軒車/1、田辺車/2、寺島車/0(被弾)
命中率27/36(75%)、被弾0、時間19:34、スコア19954

 なんだかな〜。 せっかく成功したというのに宇野沢がやられてしまい予定が大幅に狂ってしまいました。 宇野沢が担当していた南からの敵に丸ごと突破されてしまい(いきなりパーシングにやられたもよう)、佐藤萬屋を阻止に差し向けるも被弾。 串良飛行場へ向かう敵を自分で始末したあと救援に向かい、最後の煙幕突撃を行ってなんとか撃破した次第です。 危ういところを田辺車佐軒車に助けられました。 終了時自車残弾4発。 よくやったお前たち(T^T)
 シンヤヴィノで全車撃破達成した時には小躍りして喜んだものでしたが、このクリアは喜ぶどころか疲れ果ててたようなもので、「お、終わった…終わった・・・・・・」そうつぶやいてコントローラー持ったまましばらく極度の精神疲労の海に沈んでいたという…。

<これまでの戦績>
 数十回挑戦しましたが、残念ながらクリアは1回のみ。 もう一回はやはり宇野沢がやられてしまい、救援が間に合わず守備兵が全滅してしまいました。 対岸から生還したのはこの2回のみ。 対岸パーシング撃破は8回。 その後で脱出が間に合わずに出現した敵増援と交戦となってしまい6回が生還できず。 Z地点の右上の森の陰に隠れて増援を全滅させてやろうと思ったらあんな所からも出てきやがんの。 敵発見の報と同時にどっから撃たれたのかすら判らず戦死。 炎上する我が三式の前をのんきに撃ったM4が通過…。 まさかあんな所にもワープアウトしてくるとは…。 残留煙幕戦は無理なんじゃないかな。 敵は移動していくし、こちらの砲は側背面しか撃ち抜けないし、1輌でも橋を渡られたらさらに友軍がピンチになってしまうし、大人しく戻った方がよさそうです。

 そのうち、気が向いたら全車生存クリア目指してまたやります。


<宇野沢がやられてしまったら>

 さて、宇野沢に任せた南戦線、彼が奮闘してれば安心なんですが、万が一、第二波のパーシングにやられてしまったらどうするか?(それ以外でやられる事はほとんどないはず)
もしそんな事態になったとすると、パーシング1輌とお供のM4が2輌、南から突破してきます。 えらいこっちゃです。 こうなったらパーシングを撃破できるのは自車だけです。 まずは北側戦線の敵全てを片付けましょう。 片付け終わったら地点Cからマップ左下方向へ抜けて地点Mへ。 この段階でたぶん敵部隊は寺島車を撃破し(彼はいったい何だってあんな所にいるのだろう…)中隊本部へと迫って飛行場守備隊の佐軒、田辺車と交戦に入ってます。

 自車は地点Mを通って急行しますが、この時進行方向、左前方に煙幕を張りながら前進します。 煙幕に飛び込むまで敵の視界内ですが、うまくやれば当たらずに済むでしょう。 また、敵が自車の接近に気付いてこちらに撃ちだすようにするのも少しは必要です。 佐軒、田辺車の援護と、うまくすればこちらを向いたM4の側面を彼らが貫通してくれるかもしれません。
 問題は坂の所です。 高低差があって速度が落ちてしまいます。 ここはうまく坂の上の方へ煙幕弾を着弾させて下さい。 道路ではなく、敵との進路上へ撃ち込みます。 段差を登りながら、また前方へ煙幕を投射します。 この時、坂の途中に撃っていると俯角を撃てなくなり、そこから先へ進めなくなってしまいます(コンストラクションマップで練習すると良い)。 民家の方へ行くのはあまりお勧めできません。 敵の側面を取れないからです。 弾の補給をしようと考えても、おそらく敵が3輌もいては失敗するでしょう。

 無事段差の上へ登れたら、戦術マップを呼び出して「敵の向いてる方向」を確認しましょう。 その側面を取るためです(寺島車の配置位置の左側の丘の上辺り)。 M4は多少角度があっても側面を撃ち抜けます。 しかし、パーシングはほぼ側面垂直でなければなりません。 側面を取れるよう、煙幕を張って移動します。 この時、煙幕から煙幕へ移る際、チラッとでも敵に姿を見せてやると、敵が至近距離のこちらに驚いて佐軒たちへの攻撃の手が緩みます(まだ生存してれば、だけど。やられてたら本部の歩兵達が攻撃されてるはず。歩兵の全滅が敗北条件なので阻止せねばなりません)。
 うまく側面位置の煙幕の中に入ったら、一撃必殺のつもりで仇討ちです。 これが最後の戦い、怒りの一弾を敵に叩き込みましょう。
当然ですが、この防衛戦への自車の突入には、煙幕は最低でも5発は残っている必要があります。 煙幕弾の残弾が残り少なかったらもはや防衛は不可能です。 ましてや煙幕戦なんてやれませんでは終わったも同然です。 ここを見て、煙幕戦をよく理解し慣れておきましょう。 前半が終わったら必ず補給に戻り、煙幕弾は少なくとも20発は持って行きましょう。 10発残ってればなんとかなると思います。 15発残ってれば、煙幕戦に慣れた人ならどうとでもなります(間に合わなければどうにもならないし、煙幕弾があっても対戦車砲弾が切れたら意味なしですが)。

 なお、佐藤車がまだ生き残っているなら、佐藤を地点Pへ急行させます。 ここから突破した敵第2波への攻撃を行わせます。 乗車が三式なのであまり目立ちませんが、彼の射撃精度は宇野沢と同等です。 ここから攻撃を行わせれば、本部近くまで進出した敵を攻撃してくれます。 少なくともお供のM4は2輌ともあっけなく撃破してくれるはずです。 その後は無理をさせずに後退させるか、あるいは自車のパーシングへの突撃を支援させるか決断しなければなりません。 さすがにパーシングを撃破するのは彼には無理ですが、援護射撃にはなります。 ここへ進出してくるパーシングの射撃精度は高くありません。 佐藤に支援射撃を継続させても自車がうまく突撃してればだいたい大丈夫なはずです。
 ここは下の動画攻略「敵突破対応」を御覧下さい。
佐藤車 敵突破対応

 

 無事防衛できましたか? もしこんな壮絶な戦いになってしまったら、(ハイスコアでなければ)しばし黒煙立ち昇る戦場を見渡してみるのもいいかもしれません。 撃破した敵戦車の残骸を見つめ、また、武運尽きて散っていった僚車の元へ行ってみるのもいいでしょう。 おそらく、他の戦場では感じにくい”何か”の気持ちを感じる事でしょう。
 「戦いが終わると虚しい…これが戦争か」とはWTMの解説書でお馴染みモリナガヨウ氏の言葉ですが、敵味方のほとんどが戦死し、わずかに生き残った歩兵達と戦場を見渡すと、何とも言えない、心の底から湧き上がるような物悲しさがあります。 戦争とはなんとも悲惨な出来事です。 このゲームでは民間人の死者はないですが(少なくとも表現はないですが)、こういった他ではなかなか感じ取ることの出来ない体験もできます。 しっかりと覚え、目に焼き付けておきましょう。
 串良中を回って、敵味方の区別無く、その残骸に敬礼と黙祷を…。

 関係ないですが、コンストラクションで夕方の串良を選択して散歩してみるのもなかなか乙なものです。 赤とんぼが飛んでいそうな、古き良き日本の散策を楽しんで下さい。

 

<串良動画攻略>

★『串良攻略 動画版』 (wmv形式動画/70.7MB/25分46秒)
   串良攻略準拠の攻略動画。 うまくいくかは宇野沢車次第。

★『串良攻略 敵突破対応 動画版』 (wmv形式動画/10.3MB/3分44秒)
   宇野沢車が撃破され、第2波の敵が突破した場合の対応法。 佐藤車がカギ。


 

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