PANZER FRONT bis - Olchowatka - 2003/10/2

ドイツ オリホワトカ攻略 − German Olchowatka −

今回の攻略指令はドイツ「オリホワトカ」。
ここは唯一のIII号突撃砲マップです。 村がロシア軍の攻撃を受け、守備兵からの救援要請で始まります。

 では、マップを見て下さい。

 OLCHOWATKA Olchowatka

 <図をクリックすると大きめの図を表示します> なお、敵配置の一部はちょっといい加減です(爆)

さて、まずは僚車に指示を出しましょう。 当攻略における僚車の配置には2種類あります。
図の濃い青い丸僚車です。 水色が自車です。 まず最初の曲がり角ですが、ここは指示ポイントをひとつずらして僚車が道路をずれて走るのを阻止します。(「戦術・テクニック編/1.道路における行動指定」参照) 普通に指示してしまうと道路ではなく路肩の雪の上を走ってしまい、戦場への到着が大幅に遅れてしまうからです。

僚車の配置ポイント1は青Bです。 マップ中央の丘の上ですね。 ここへ配置すると、ラッチュバム(以下PAK)と右翼から来る敵の相手をしてくれます。 ここだとまずやられる事がない上に支援効果があるし、彼は2輌くらいしか撃破しないので自車での撃破数も得られます。 なお、架空戦車シナリオでは、対岸の建物に火点がセットされています。 余裕があれば、僚車に射撃指示を出して火点を攻撃させるのもいいでしょう。

2つ目は街道を真っ直ぐ前進して中央右上の紫C地点です。 ここに配置する場合は建物に隠れるように配置します。 あまり右前へ出すと、敵7のT34と交戦中にPAKに側面を抜かれてしまう危険があるからです。 到着が早く、T34が来るまでにPAKを片付けられればそちらの方がいいのですが。 ここは敵の動向を注意して適切に指示を出してやれはそれなりに活躍してくれます。 終盤になると右翼から敵13(KV1)敵14(T34)がやってきます。 このままだと敵13(KV1)に気をとられて右側面がT34に脅かされてしまうので、青D地点へ後退させます。 民家の後ろに隠れてKV1とは戦わせない方が良いでしょう。 この際、青Dに隠れずにどこかへ全速で退避させるのも手です。 自車の正面の敵が片付いていれば2輌とも自車で攻撃できるからです。 順調に進展してればおそらくこの2輌が最後の敵になるはずです。


さて、自車です。
まずは全速でB地点へ向かいます。 走行中に照準を1500に合わせておきましょう。 敵マーカーをONにしていると右前方にT34(敵1)が接近してくるのが見えます。 距離1600を切ったら右へ切って雪の上へ移動し、背後から来る僚車の通り道を空けます。 ただし、ナナメになってる所で停止してしまうと射撃画面も傾いてしまい、命中が困難になります。 雪原の上まで移動した方が無難です。
なお、架空戦車モードのE−79の場合、僚車のIII突の方が速度がやや速いので追いつかれてしまいます。 僚車が通れずに速度を落として路肩へずれてしまい、貴重な初動時間を失ってしまうので追いつかれる前に右へ移動して道路を開けましょう。 逆にオリオールの場合は射程距離の関係から1200くらいまで接近する必要があります。 この時、正面PAKの増援ライン(赤い横線)を踏んでしまうので注意です。 また、75mmL24の弾着はかなり時間がかかります。 慣れれば1500からでもT34の砲塔正面に命中させて撃破できますが、練習が必要です。
さて、敵1のT34は移動してるので、射撃準備ができた時には1500以内へ入ってます。 弾着を良く見て、砲塔正面にうまく当てましょう。 当たらない場合は一度照準器画面を抜けて距離を再確認しましょう。 予想外に近づいているかもしれません。 また、ここから見えるのは砲塔の上の部分だけです。 雪原と悪天候、そして迷彩効果で発見が難しいかもしれません。 良く見ましょう。

敵1を撃破したら補給ポイント地点Cへ向かいます。 この時、左折時に増援ライン通過右前方にPAKが2門出現します。 また、僚車がルート2のC地点へ向かっている場合はすでに出現して僚車への発砲を開始しています。 流れ弾に当たらぬように注意(注意すれば当たらんというものでもないけど、運が悪くなければ大丈夫でしょう)。
地点Cへ到達すると正面に敵4のT34が接近中なので、距離900くらいで撃破します。 この時、乗り上げ途中だと俯角がとれずに射撃できなくなりますので注意。
さてこの後ですが、PAKからの射撃がうるさいならここから距離約1700でPAK攻撃をしても構いません。 オリオールでもうまく照準を調節できればやれないことはないです。

補給では、高速徹甲弾に換装してもいいですし、ここは個人の好みで。 榴弾はあまり要りません。 煙幕は念のために2発ほどもあればいいでしょう。 高速徹甲弾は対KV用です。 奴はとにかくカタイのですが、砲塔正面なら距離1000くらいから貫通できます。 800ならまず大丈夫でしょう。

補給が済んだら地点Dまで前進して正面の軽戦車T70(敵5、6)と交戦です。 この敵は茂みが邪魔して狙いにくいですし、放って置いても僚車か友軍が撃破してくれますが、なるべくなら自車で撃破したいものです。 茂みから外れた位置で撃破するか、距離をよく確認してから発砲炎めがけて発砲するかです。 約1300くらいです。 2輌とも撃破できれば+1000点ですが(自車撃破2000点、友軍撃破1000点で点差+1000点)、外して命中率が落ちると数百点の減点です。 自信があれば。

お次は敵7のT34です。 僚車が地点Cにいるなら僚車が撃破してしまうかもしれませんが、そうでないなら自車で撃破します。 ナナメに移動してて撃破しにくいですが、うまく砲塔正面に当てるか、車体側面に高速徹甲弾を(弾かれることも多いが…)。
こいつを始末すると敵8〜11のT34増援4輌が西南に登場します。 放っておくと前進中の友軍ヒルデガルト1の側面を脅かすので、友軍IV号よりも敵側へ進出してIV号がやられないように配慮します。 まずは敵10、11を先に撃破するといいでしょう。 時間をかけすぎると敵8から側面を撃たれる可能性が高まるので速攻撃破が肝心です。 森の陰から出てきたところを狙えれば側面を撃ち抜けます。 敵8、9はナナメに移動してるので撃破がなかなか厄介です。 うまく砲塔正面を狙いましょう。 始末が遅れると友軍IV号に獲物を取られてしまう事になりかねません。

右翼では交戦が続いてますが、こちらはとりあえず味方に任せて自車は村へ入ります。 地点Eで民家の陰に隠れ、正面18から来るT34を撃破します。 続いて左前方から来る敵15、16のT34とKV1を。 先に始末するのはT34です。 上にも書きましたが、KVは距離1000くらいまで接近しないと撃破できません(運がよければ1200くらいでも撃破できることもある)。 高速徹甲弾の無駄なのでよく引き付けてから。
この時、川のT70(敵3)に撃たれそうになりますが、たいてい手前の土手を撃ってるので大丈夫です。 もし砲弾が飛んでくるようであれば危険ですが。 なお、僚車を地点Cに配置してる場合は地点Dへの後退命令を。
もしKVに無駄弾を使って高速徹甲弾が足りなくなったら、地点Gまで移動してオトリとなり、IV号に側面撃破してもらうのも手ですが、ライン通過で対岸に増援PAKが出る場合に注意です。 なお、KVは体当たりして砲塔と車体の隙間、砲塔リングを撃てれば正面からでも撃破できます。 この2輌の始末が終わって、まだ敵3が残ってれば接近して始末しましょう。

最後は右翼です。
南東にKV(敵13)とT34(敵14)が出現して仲間と交戦しているはずです。
状況次第でどちらを先に始末するかを判断しますが、とりあえず民家を盾にして敵13のKVを狙うのが良さそうです。 敵14のT34は時間をかけると村の南へ移動してしまい、狙いにくくなってしまいますので注意。 こいつを狙える状況なら先に撃破した方がいいですが。

敵を全滅させればクリアです。
架空戦車モードでは対岸に建物火点があるのでこれも攻撃しますが、クリアには関係ありません。
シナリオモードだと、自小隊が友軍のIV号に変化しますが、基本戦法はあまり変わりません。
一応タクティクスのIV号とシナリオモードのIV号では車両コードが違うのですが、なるべくなら友軍もやられないようにしたいものです。 個人的には全車が生き残ってのクリアが最上だと思ってます。

なお、シナリオと敵味方の配置の都合上、村の守備兵が到着前にやられてしまう事もあります。 これはまあ仕方ないのでリセットして下さい。 ゲーム的にはちょっと困る仕様ですが、実際の戦闘では援軍が到着する前に全滅してしまう事も日常茶飯事です。 こう考えるとある意味すげぇリアルとも言えるのですが。 私は守備隊がやられてもリセットせず、こん畜生!とばかりにそのまま弔い合戦に突入してますしね。
守るべき味方が到着前にやられたってのは無力さや戦場のはかなさをひしひしと感じます。
あまり望みたくない状況ですが、それもこのシナリオの隠されたテーマなのかもしれません。
戦友の為に、戦友の為に、そして戦友の為に戦え。

2003/10/2  by羊


戦友は無事か!?