PANZER FRONT bis  2003/4/3
ポトー攻略   Poteau - 18th December 1944 -  by羊

兄弟、今回はポトー攻略だ。
ポトーに陣取るドイツ軍を蹴散らす。 まずは図を見て欲しい。

クリックすると大きな図を表示します マップ

<↑クリックすると大きな図を表示するぞ兄弟>

では兄弟、まずは僚車へ指示を出そう。
僚車2(ブレイブ2)は射撃指示を出すのがいい。 目標は敵2の対戦車砲pak40だ。 僚車2の位置からギリギリ狙える。 ただし、あまり射撃精度は高くないので、例によって少しだけ遠目に指示しておこう。 たいてい地点A付近の坂かその辺に落ちるのだが、無いよりマシだ。 ただ、ここにいると友軍を狙った流れ弾で被弾してしまう事がある。 運を天に祈るか、そうでなければ無理をさせずに移動させてしまおう。 なお、攻撃させないなら、以下で説明している僚車4地点Aへ向け、僚車2地点Jへ向かう事になる。
続いて僚車3、4は移動を開始しよう。 は少し前進してから斜めに道路へ、はそのまま道路へ向かわせ、地点Jまで移動し、ここで対歩兵攻撃を行う。 歩兵なんかと思うかもしれないが、ここには敵2部隊がいる。 僚車が歩兵を倒すと50点なので、計100点となる。 また、ここから更に敵3のいる辺り、そして地点L辺りの歩兵も射撃指示で砲撃させよう。 このマップではうまくやれば2万点が出る。 19900点なんかで悔しい思いはしたくないはずだ。
僚車2はPAKを攻撃後、地点Cへ向かって歩兵攻撃に加わる。 ただし、奥から増援のIII号突撃砲が出現したら後退させよう。 簡単にやられてしまうからだ。 後半、友軍増援が出現したら、僚車をどうするか決めなければならないぞ。 1つはそのまま待機、もう1つは地点K地点Lへ派遣して敵8、9のIV号駆逐戦車L70”ラング”を攻撃させる方法だ。 どうするかは貴官次第だ。 自車がラングを攻撃する際にオトリとするのも手だが、この場合おとりの彼らがラングを撃破する可能性はあるし、逆に被弾大破してしまう可能性もある。 僚車や友軍の被弾はきっちり得点からマイナスされてしまうから注意だ。

さて、それでは自車の行動に移ろう。 まず開始直後に後退して補給ポイントで高速徹甲弾と煙幕弾を積む。 ただし腕に覚えがあるならそのまま地点Aへ前進してPAK攻撃を開始しよう。 なお、移動中に榴弾を装填し、PAKへ降らせておくのも手だ。 後退しながらなら、だいたい1300〜1500くらいを目安に撃ちこんでみよう。 もとより移動中射撃なので精度など求められないが、運が良ければ僚車2との共同攻撃で撃破できる事がある。 これが成功すると確実に10秒近い短縮ができるのでやってみよう。 潰せなかったら、坂を上りきるちょっと手前で停止(敵マーカーが距離を表示する手前)して攻撃を開始する。 弾種榴弾、距離1000だ。 なお、移動する際は左車線を通ることになる。 目の前の友軍が邪魔だから仕方がない。 このまま坂を上がると車体が傾いてしまうがそのまま撃とう。
PAKを潰せたら地点Aを通過し、砲を10時へ向けて高速徹甲弾へ換装し地点Bまで前進だ。 ここでは、左の建物の手前で減速、ゆっくりと前進して敵1のIII突が半分くらい見えるくらいで停止して射撃する。 高速移動から一気に停止すると先に撃たれてしまうぞ。 ちょっとひどいが、奴が友軍へ発砲した瞬間に顔を出して攻撃するのだ。 こうすれば被弾せずにすむ。 狙いは車体上部だ。 車体中央だと高速徹甲弾でも弾かれてしまうので注意。  

お次は敵3だ。 地点Cへ煙幕を撃ち込んで前進、煙幕の中に隠れてから高速徹甲弾で攻撃だ。 車体後部が煙から出てるくらいが丁度いい。 この際、潰した敵2のPAKの残骸が邪魔になって見えないが、ちょうどその後ろ、心持ち左上くらいにいるので構わず撃とう。 弾かれたらちょっとだけ上へ照準をずらすといい。 こいつを撃破すると隠れていた敵5のPAKが出現するが、弾種交換のタイムラグがもったいないので先に敵4のIII突を攻撃する。 距離900くらいだ。 その後で榴弾へ交換してPAKを攻撃する。 ただし、敵4のIII突が見えなかったり、友軍に射撃の邪魔をされることもあるので注意は必要だ。 敵5のPAKを攻撃する際は、直接狙わなくても、後ろの森に当ててもいい。 森のすぐ前に配置されてるから爆発に捲き込める。
ここをクリアしたらそのまま前進して十字路を過ぎ、砲を10時へ向けて地点Dへ。 友軍が生きてると邪魔だが、土手からこっそり顔を出して街道の奥に潜んでいる敵6のIII突を撃破しよう。 始末したら一気に地点Fへ向けて全速前進。 地点Fへ近づいたら煙幕を遠目に2発ほど撃っておこう。 この時ラングから撃たれるが気にせず煙幕の中へ入り込もう。 停止地点直前で前進ボタンから手を離し、停止地点でスタートボタンを押して戦術画面に入り、それから解除すると、その場で突然急停止できる。 バグの一種だが利用してもいい。 煙幕の中へ入るまでに弾種を忘れずに高速徹甲弾へ変更しておこう。
煙幕の中に入ったら攻撃だ。 目の前距離1000以内を敵III突が横切る。 偏差射撃で撃破しよう。 ただ、慌てて外さないように注意。 2輌くらい撃破できれば上々だろう。 続いて前進するが、撃破した敵によっては、すぐ正面に1輌いるかもしれない。 前進して昼飯の角度を取り攻撃しよう。 いなければ地点Gまで追撃して、III突の後方から攻撃だ。 丁度側面を見せてくれるだろう。
仕留めたら反転して地点Hへ。 ここで煙幕を張って中へ入って待機、15秒経ったらさらにその前へ煙幕を撃ってそちらへ移動、すぐに射撃体制に入る。 なぜこんな事をするかというと、敵増援の出現までに少し時間があり、肝心な時に煙幕が消えてしまうからだ。 その前の1発は、敵から自車が発見されている場合が無いよう、念の為に隠れておくわけだ(たぶん大丈夫のはずだが、生き残った敵歩兵がこちらを発見、報告していると増援の連中が停止してしまうのだ)。  敵は高速ですぐ目の前を横切る。 素早く撃破していこう。 煙幕の有効時間はぎりぎりだぞ。

さて、いよいよ最後の戦いだ。 気を引き締めて行くぞ、兄弟。
地点Hで無事に敵増援のIII突小隊を始末したら反転、地点Iへ向かう。 すでに友軍は敵8、9のIV号駆逐ラングと交戦、被害が出てるころだ。 急いで戻ろう。 地点Iまで来たら、右のラングが見えるだろう。 木に邪魔されないよう位置取りし、敵からの砲撃に備えて車体は昼飯に構えたまま攻撃する。 左のラングはここからではたぶん距離が表示されない。 距離2300位で撃とう。 撃破すれば戦闘は終了だ。 よく頑張ったな。 わずかな時間だが、ゆっくり休んでくれ、兄弟。


 

<昼飯とは何ぞや?>

昼飯の角度とは、車体を敵に正対させずに、ややななめに構える防御法だ。 敵に対して1時や2時(あるいは10時や11時)方向に車体を向けるので昼飯時というわけだ。 こうすると敵砲弾の装甲に対する射入角がやや小さくなり、弾きやすくなるという寸法だ。 自車の装甲がしっかりしていれば正対で構わないが、不安がある場合にこうすることで容易に貫通されないようにすべきだ。 なお、角度を付けてななめに構える以上、正面投影面積が大きくなる欠点もある。 特に履帯部分への被弾の可能性が上がるので履帯破損の危険もある。 なおかつ、駆逐戦車など、側面がやたら薄い車輌の場合、大きく角度を取ると今度は側面への着弾が危険になる。 状況を良く判断して決めよう。

<煙幕戦>

煙幕戦は攻略をうまく運ぶ上でとても重要だ。 敵はこちらを見失うので攻撃を受けなくなるし、別の方向を向いたりして側背面を見せてくれるかもしれない。 なにより一方的に攻撃できるのが大きい。 コツとしては前方に張ってその中へ入る直前で後進にして減速、車体後部が煙から出てるくらいが丁度いい。 煙幕の有効時間は約30秒ほどなので、あまりギリギリまで粘らないように。 無理だと思ったらもう1発使ったほうがいいだろう。 なお、砲塔の無い駆逐戦車や突撃砲の場合、照準合わせは車体前方にしないと砲の指向範囲外でいつまでたっても射撃画面に入れない場合がある。 注意しよう。 なお、砲身が短砲身だった場合、予想よりも飛ばずにかなり手前に落ちる。 これは何度もやって慣れよう。
ちなみに煙幕の中に入ると可視範囲は半径1000m以内になる。 距離1100mにいる敵は見えなくなるので見失ってやられたりしないように、敵の位置は常に把握しておこう。
また、一式など、煙幕を大量に積める戦車の場合、煙幕を張りまくって隠れながら敵の側面まで移動するといった方法もある。 側面などから攻撃を食らいそうな味方がいた場合、その味方へ直撃させると味方を隠すことも可能だ。 ただし、その味方が停止してなければ意味が無いし、味方もまた可視1000mの視界修正を受けるので、敵がいなくなったと思って動き出す場合もある。  危険な所を通過する際に煙幕を張っておくのも手だ。 状況に応じて使おう。 ただし、万能にも見える煙幕も建物火点やヤーボには効果が無い。 建物火点は1000m以内になるとボカージュに隠れてようが構わず撃ってくるし、ヤーボの空爆は建物さえ貫通して降ってくるぞ。  もひとつ付け加えると、さすがに距離100以内にまで近づくと敵も気づく。 当たり前だが。  煙幕戦を自在に戦えるようになると、思わぬ攻略ができるようになる事もある。 兄弟、ぜひともマスターして欲しい。

 

2003/4/3 羊

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