霞ヶ浦駐屯地 開設50周年記念行事

戻る 2004/2/12 公開

   車輌機動展示/74式戦車 1   

 全国74式ファンの皆様、大変お待たせしました。 お待ちかねの機動展示における74式戦車です。
独特のいかにも”戦車”らしい流線型のフォルムが大人気の74式戦車です。
 知っている人は知っている、日本独自の技術による油気圧制御により、車体を前後左右に傾ける事ができ、地形の起伏の多い日本の土地柄に合った世界でも珍しい性能を持つ戦車と言えます。 これにより、車高の低さによる砲身の俯仰角を補い、傾いた地形でも水平か、それに近い姿勢を保ちつつ、正面投影面積をも少なくしてアンブッシュ(待伏せ)できるという利点があります。 90式戦車も前後は可能ですが左右の傾きはとれません。
 さすがに現代においては砲威力や装甲防御も時代に合わなくなってしまい、新型の90式と交代しつつ順次退役が始まってはいますが、数の上では今もなお陸自の主力戦車であります。 74式の詳しいデータはこちら(戦車研究室データ)

 展示では広場へ入場後、しばらく停止して他の車輌と同じく自由解放されていました。 乗員の方がいるのでさすがに上に登ったりはできませんが、やはり子供連れの家族とかは子供を座らせたりしていました。 10数分ののち、再始動して中央部へと位置変え。 我々の目前で前後進や超信地旋回などもしっかり見せてくれました。 中央部でも再び自由見学可能となり、撮影も触れるのも自由です。 今年の霞ヶ浦駐屯地祭は気合が入っているなと思いました。 
 装甲板は、たたいてもペチペチといった感じで、ちょっとやそっとではとても壊れそうにないですね。
 極めつけは”姿勢制御実演”です。 こちらの動画は「動画資料室」の方にあるのでそちらをご覧下さい。 前後左右にグォオオオオと大きなエンジン音を響かせてゆっくりと傾いていく様子がご覧になれます(動画の方は音は入って無いですけどね)。
それでは、74式の大量画像をごゆっくりとお楽しみ下さい。(画像をクリックすると拡大します)
各画像は1024x768、100kb〜150kb程度です。
(壁紙サイズと細部資料用にいいかと思ったんですが、1024と800、どっちが好まれるんでしょうね?)

1    


74式入場


目前に迫る


ゴォアアア!


左前で停車


左後部


右側側面


右側後部


右側後部


車体上部
右側後方


左側後部


左側後部
拡大


説明図


正面右


正面


履帯前部
路面対策の
ゴムパッド


車体左前下部

画像をクリックすると拡大します

戻る  次のページへ